僕はかわいくないヤツ
だったと思いますよ(笑)
生産技術
2012年入社
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8:00朝礼
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8:10メールチェック
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8:30工場内機械の見回り
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9:30機械の不具合への対応
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11:30不具合への対応の内容を資料にまとめる
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13:00設備メーカーへの発注や打ち合わせ
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14:00設計に必要な調査および設計作業
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16:00再度、工場内機械の見回り
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16:30日報作成
ー 柳原さんは、どのような仕事を担当していますか。
ライフケア製品の「貼るカイロ」に使用される「ブレスロン®」などを生産する仕事に携わっています。新製品をつくる機械を新たに設計して、設備メーカーに発注します。そして生産ラインの組み立て。また、製品を効率的に安定して生産できるように、電気・制御の観点から機械をメンテナンスすることも、私の大事な仕事です。 この仕事を選んだのは、学生時代に学んだ電気・制御の知識や技術を生かせる仕事に就きたかったのが理由の一つ。それと学生時代、震災のボランティアで「貼るカイロ」を被災地に贈る活動をしていたんです。被災者の方からお礼の手紙をたくさんいただいて、それがうれしかったのがもう一つの理由です。学んだことを生かしながら、人々の暮らしに役立つライフケア製品に関わる仕事ができたらと思い、ニトムズを選びました。
ー やりがいを感じる瞬間を教えてください。
製造現場の方々にとって安全で、使いやすい機械をどうしたら設計できるか。それを一番に考えています。作業をする人が私の「お客様」になります。作業者さんが「こう改善してほしい」と望むことが、生産効率の改善につながるからです。うまく設計できて「使いやすいよ、ありがとう」と作業者さんから感謝の言葉をかけてもらえるので、それがやりがいになりますね。 でも、最初からそう考えて仕事をしていたわけではありません。作業者さんの使い勝手なんて考えてなくて、「自分が設計するものが良い機械だ」と勘違いしていましたから。入社当初、僕はかわいくないヤツだったと思いますよ(笑) そんなあるとき、設計した機械を「使いづらい」と指摘されたんです。言われた瞬間は「マジかぁ?」と思いましたが、実際に自分で使ってみたら、確かに使いづらかった。それからは作業者さんの意見も聞きながら、二人三脚で設計するようになりました。
ー 思い出に残っている仕事はありますか。
入社3年目に、松山工場で新しい加工装置を導入したときの仕事です。新しい機械の設計から、ラインの組み立て、導入までを任されました。私はもちろん上司や先輩にとっても初めて扱う機械で、どのように機械が動くのかまったくイメージが掴めず、何から手を付けていいか分かりませんでした。親会社である日東電工関東事業所にある機械の同型機導入だった為、実際の装置の動きを調査して電気回路設計、制御設計等を実施していきました。 そしてまず「自分は何が分からないのか」を明らかにしようと、明確にイメージできないことをリスト化しました。関東事業所の方へヒアリングしたり、実際の機械の動きを調査したりして、リストを潰していったことを覚えています。リストがすべて消えたとき、ようやくスムーズに仕事を進めることができるようになりました。「柳原さんの設計した機械のほうが、関東事業所にある機械よりも使いやすいね」と言ってもらえたときはうれしかったです。新しい機械の導入を一から担当し、やり遂げたことは、自分にとって大きな自信につながっています。
※所属部署は取材当時のものです。
「くっつき」とは
あるとき製品の出荷先であるお客様から、製品に欠陥があるとクレームがありました。私はすぐさま製造ラインを点検し、作業者さんたちと相談しながら改善する案を最短時間でまとめました。翌日に問題を修正してお客様に報告したところ、「こんなに早く対応してもらえるとは思いませんでした。ありがとうございます。」というお言葉をいただくことができました。クレームはないに越したことはありませんが、早急に誠実に対応することで、いろいろな人と「くっついた」と感じた出来事でした。
その他のインタビュー
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営業 /
2014年入社あきらめられなくて、何度も足を運んだ。